天皇皇后両陛下がご進講を重ねられる本当の理由

皇室

厚生労働省が発表した「平成28年国民生活基礎調査」によると、日本の相対的貧困率は15.6%となり、 7人に1人が貧困状態にあると言われています。
このことからも日本の貧困問題は深刻であることがわかります。
また、相対的貧困率の15.6%のうちの半数がひとり親世帯であることも大きな問題です。

そういうなかで今回のコロナが更にその苦しさに拍車を掛けている家庭も多いと言います。 そんな大問題に胸を痛められた皇后陛下が取られた行動が話題になっています。

ご進講の内容と両陛下は6月12日、厚労省の子ども家庭局長などからご進講を受けられテーマは “新型コロナウイルスが子育てや教育、子供たちの生活にどのような影響を与えるのか”というものでした。

両陛下はこのところ立て続けにご進講を受けられ、現場の第一線で活動する関係者から直接話を聞かれており 国民の状況をしっかり把握し何が出来るのかを常に考えておられる姿勢が伺えます。

両殿下がご進講を重ねておられるのは最前線でコロナ感染拡大防止の為に尽力されている医療関係者や 両親に代わってしっかりとお子様を預かりお世話をしている方々へ直接感謝とねぎらいの言葉を伝えたいからに他なりません。

天皇皇后両陛下に直接お会いしてお言葉を頂けるなど 普通ならば考えられない事です。当事者からするとそれだけで苦労が薄まるというモノ。

皇后陛下は2018年のお誕生日の文書で次のように書かれています。
《最近、国内では、子供の虐待や子供の貧困など、困難な状況に置かれている子供たちについてのニュースが増えているように感じており、
胸が痛みます。世界に目を向けても、内戦や紛争の影響が、特に子供を始めとする弱い立場の人々に大きく及んでいる現状を深く憂慮しております》

加えて皇后陛下は昨年12月の誕生日にも《日本国内の貧困や子供の虐待》について《心が痛みます》と述べられています。

弱い立場の子供達へ寄せた言葉からは本当の優しさが伝わってきます。
これこそ皇后陛下のお人柄をそのまま表したものだと感じますし
お時も子供に対する虐待や貧困で苦しんでいる子供たちのニュースを目にすると 辛くなります。
ただ本当に非力なお時がそのように思ったところで大きな変化を作る事ができません。

そういうなかで皇后陛下がこのように声をあげ行動されている事に心から 感謝しています。

ただこのコロナ騒動で更に経済的困難な状況へと陥っている家庭があるなかで
そのしわ寄せは子供達へと直撃します。

「学校が一斉休校になり子供の世話が増え、仕事へ行けず収入が減った」「給食がなくなり、 子供に充分な栄養のある食べ物を食べさせられない」――支援団体にはそんな相談が相次いでいるといいます。
なかには「生活費がなくなり、子供4人を抱えて心中するしかない」
という深刻なものもあったそうです。

皇室ジャーナリストは次のように話しています。
「両陛下はそうした現実に心を痛められ、子供の生活についてのご進講を積極的に受けられているようです。
5月14日にも、両陛下は子供の貧困対策の現状について、内閣府の担当者からご進講を受けられています。
短期間のうちに同テーマで2度も話を聞かれるのは、それだけ強い思い入れがおありになるからでしょう」

 両陛下は実態を把握されるための情報収集をされるだけでなく、実際に行動にも移されていた。

 新型コロナ流行の影響が経済的に深刻化してきた今年4月、天皇陛下は「子供の未来応援基金」に5000万円を寄付されています。

宮内庁関係者は「それは“お手元金”と呼ばれる、天皇家の私的財産から出されたものです」と話しています。

2003年に政府が設立した「子供の未来応援基金」は、子供の貧困をなくすための活動をする団体を支援する基金です。。

先代も同じような寄付をされているようですが 令和においては皇后陛下が熱心に取り組まれる「子供の貧困問題」に特化した基金へとこだわって、 寄付先を決められたのではないでしょうか。

《新型コロナウイルス感染拡大への対応に伴う緊急支援事業 募集のお知らせ》

 そんな告知が6月2日、「子供の未来応援基金」のサイトにアップされた。
草の根活動で貧困状態にある子供を支援してきたNPO団体や公益法人などに対し、300万円を上限に援助が行われるという。
その原資は、陛下が寄付された5000万円です。

宮内庁関係者は次のように話しています。

「支援の対象となるのは、学び、衣食住、就労、養護施設、里親の5つのカテゴリーです。
そのように、寄付金は実際に具体的な団体へ届けられています。
両陛下は、ご自身が寄付されたお金がどのように使われるのかまで関心を持ち、把握されているそうです」

ただ支援をしてそれがどのように使われるか関心を持たれる事って本当に大切な事です。 必要なところへ届けるためには最後まで見届けるのは鉄則。

見られていると使う方も両陛下のご意思に反した使い方はできないと注意します。 寄付と言うのはとかく行った後のことまでは注意を払いません。

ですが不本意な使われ方をして結果無駄になってしまう事が無きにしも非ずです。 本当にしっかりと使ってほしいと思われている証拠です。

 平成時代は、ご進講を両陛下が別々で受けられることもあった。しかし、御代がわり以降、 両陛下が同じテーブルに横並びに座られ一緒に専門家の話を聞かれるケースが増えている。

皇室ジャーナリストは次のように話しています。
「外務省関係者からのご進講については、平成時代はずっと別々に受けられていたそうです。ですが、天皇皇后両陛下はご一緒に受けられます。

陛下は雅子さまが豊富な海外経験を持つことに言及されるなど、雅子さまの国際的な取り組みに期待されていると聞きます。
子供の貧困は国内に限らず、国際的な問題でもありますから、雅子さまのグローバルな感覚に期待されているのでしょう。

2度にわたり子供に関するご進講を受けられたのも、“子供を取り巻く問題に、正面から取り組みたい”という、 雅子さまの強い思いがあるのではないでしょうか」この様に話しています。

天皇皇后両陛下がご一緒にご進講をお受けになるなんてなんて素敵なことでしょう。
ここでは先代との違いで表現していますが皇后陛下は天皇陛下のご公務がスムーズに進むように サポートされるお立場にあります。

そういった意味でもご一緒に学び考え行動されるのが本来のお姿の様に感じますし 国民としては拝見していてとても微笑ましく思っています。

いちいち先代を登場させることで皇后陛下の積極的なお姿が際立ち国民としては喜ばしい事でもあります。

未だにポリ袋で作られた自称医療用ガウンをガンガン手作りされ
配布されているご一家がありますが今となっては随分医療用物資も潤沢に回るようになっていますから 断然寄付金の方が喜ばれるのではないでしょうか。

あまり相手にご迷惑となるような事はお控えになられた方が良いと思いますよ。
ご結婚問題も早く解決しましょうね。
 

この内容に関する国民の声を紹介します

感謝の思いしかございません。日本国民で良かったとつくづく感じます。

ご夫婦お二人で取り組んでいらっしゃって、素晴らしいと思います。
陛下も、雅子さまのグローバルな感覚を頼りにされるところも垣間見れたりて、とても良いご夫婦仲を感じられます。

★天皇陛下は帝王学をきっちり学ばれ
立派な方で、大変優秀な皇后さまを選ばれて
とても尊敬できる方なのが
国民としてはホッとできるのですが

★それが令和までで…
その後がどうなるのかものすごく心配

★私の住んでいる地域は比較的恵まれた(高級住宅地ではありません)家庭が多く、 そのためか子供たちが精神的に安定していると、教育実習にきた先生が言っていました。
ぜいたくではなくても、衣食足りて愛情をかけられていることは大切なのだと改めて思いました。
未来を担う子供たちに心を寄せてくださる両陛下には、感謝いたします。

★私は天皇皇后両陛下を尊敬しておりますので、「雅子さま」という見出しに疑問を感じます。
雅子皇后陛下を矢面に出さないで欲しい。
「両陛下」が取り組まれているのだし、最近の記者さんは言葉を知らないのか、品の無い言葉が多い。

★子どもは、コロナ禍で様々な不安を抱え生活している。
大人の言動、行動は、子どもをより一層不安にさせるのか、希望をもたらすものになるのか?
是非、子どもたちの将来のために夢や希望、自信を持つことのできる環境をつくりたいものですね。 コロナ後の社会をより良いものにするために。

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