天皇陛下がご養蚕作業にご一緒された理由..皇后陛下・雅子様への誓い

皇室

天皇皇后両陛下は6月9日でご結婚27年を迎えられました。
日本国を象徴するお立場で一般人とは比較できませんが ご結婚なさって以降変わらぬ愛で皇后陛下を守っておられる姿には 正直感銘を受けますし、一女性としてこういう男性がいる事を嬉しく思います。

先日のご養蚕の報道では天皇陛下もご一緒に作業をされた事が報じられていました。

6月2日、天皇陛下は皇后陛下とご一緒に皇居・紅葉山・御養蚕所へ。
陛下は「かわいいね」と皇后陛下に声をかけながら、成長した蚕の世話をされていた事が 報じられていましたが想像しただけで自然と顔が綻びます

さて皇室担当記者次のように話しています。
「上皇陛下も何度か、美智子さまと繭を収穫されたことはあります。
ただ、繭ができる前から一緒に作業をされることはほとんどなかったと思います。 今回の“夫婦共同作業”は、異例のことでした」

このように話をしやはり特別な事だった事を明かしています。

6月9日には、ご結婚27周年を迎えられた天皇皇后両陛下。
緊急事態宣言は解除されましたが まだまだ新型コロナウイルス感染症の拡大は予断を許さない状況で日本では新しい生活様式を取り入れる 事を推奨されています。

皇后陛下となられた令和元年、そのご活躍ぶりは多くの国民を魅了し 本来のお姿を取り戻しつつあるご様子に安堵しています。

世界約190の国や機関から賓客を招いた『即位の礼』でも堂々たるお振舞いで、
世界の王族と親交を深められ、卓越した語学力を生かした国際親善など、 皇后としての2年目は、さらにそのお力を発揮されるはずでしたがコロナで 少しゆっくりされる時間が出来たのではないでしょうか。

勿論天皇皇后両陛下のご公務は海外に向けたものだけではなく 先に紹介したようにご養蚕なども例年通り作業を継続されているご公務の一つです。

そこでの作業を皇后陛下と共に進められたのには天皇陛下の強い思いがあったのです。
宮内庁関係者は次のように話します。
「今回、天皇陛下が蚕の世話を雅子さまとご一緒になさったのは、 陛下たってのご希望だったと聞いています。できるかぎり近くにいて、 見守りたい――。そういった陛下の深いお気持ちを感じる出来事であったと思います」

天皇陛下は今年2月の誕生日会見でも《できる限り雅子の力になり、支えていきたい》と語られています。
陛下が《雅子さんのことは僕が一生全力でお守りしますから》とプロポーズされたのは28年前のこと。
にこやかな養蚕作業には、雅子さまを「私が守る!」という陛下の今も変わらぬ強いご意志が滲んでいました。

このお姿にお時は感動しました。
なかなか出来る事ではないですし、プロポーズの際のお言葉通り守り続けておられるお姿には 心を打たれます。
いま改めて感じる事は皇后陛下がどうにか今迄、皇室にとどまっておられたのは ご自身の努力は勿論天皇陛下の底知れぬお優しさの力が大きかったという事です。

本当に素敵なご夫婦です。

精神科医で立教大学教授の香山リカさんは次のように現状を分析しています。

「イギリスご訪問などは、長い時間をかけて、以前からしっかりと準備されていたと思います。
そのぶん、 突然のコロナ禍での延期は、雅子さまにとって大きなストレスにもなりえます。
そんなときに天皇陛下がご養蚕に同行されたことは、 雅子さまにとっては陛下のお気持ちを感じて、とても心強かったはずです」

このように話しています。
確かにコロナでイギリスご訪問は延期していますが  以前からご準備を進めて来られてコロナで延期になった現状にストレスを感じるような かたではない事は異例のお言葉公表からも分かります。

ご結婚当初は海外との懸け橋となる事を願われて皇室入りされている経緯もあり
渡航ができない状況にストレスを感じておられたでしょう。

ですが強制的に渡航できない環境に置かれ何十年もすごされてきている訳ですから
それに対するストレスが今更大きいとは考えつらい。

勿論イギリスご訪問は様々な意味で楽しみにされていたと思います。
ただコロナで世界中が混乱の中にあるのにここでストレスという表現を使い
気持ちを代弁しているような書き方は結構失礼だなと 感じましたが悪意はないのだと思いますので気にしないようにします。

国民としては両殿下がイギリスや海外へのご訪問をされる事は日本と諸外国との関係性を 良好にする為にも必要だと考えますから一日も早くその日が来ることを願っています。

コロナの影響を受け 「2月23日の天皇誕生日の儀式および一般参賀がお取りやめになったのを皮切りに、 皇族方のスケジュールは白紙状態が続いており、次に天皇皇后両陛下のお出ましになるのは、 8月15日の『全国戦没者追悼式』までないかとみられています。

ご公務での国民との触れ合いが少なくなっている現状ですが そういうなかでも天皇皇后両陛下は前例に倣う事だけで満足される事無く、 今何が出来るのかを考えておられる事が分かる出来事がありました。

「陛下と皇后陛下が、5月20日、 日本赤十字社の社長と副社長を赤坂御所に招いてご進講をお受けになられた際話された皇后陛下のお言葉が 翌日、宮内庁のホームページで公表されましたがこれは異例の事のようです。

「宮内庁は新型コロナウイルスをめぐり、両陛下が専門家から説明を聞くご進講や面会に関して、 その場でのご発言内容をこれからも公表していくとしました。
そして、公表は天皇陛下のご意向を踏まえたものであると明かしたうえで、
『その時々にでき得る、最大限のお気持ちの発信の形』と説明したのです」

こういう事を一つとっても前例に倣い大切に引き継がれていく事と それだけでは足りないと思われた際は今回の様に国民へ直接言葉が届くように 発信されるあたり流石のお気遣いだと感じます。

海外渡航が制限されているコロナ禍の状況では、 皇后陛下が皇室に入られたときから望まれている国際親善もままならない。
しかし、前出の皇室担当記者によれば、 その状況だからこその“ステイホーム外交”を両陛下が始められているのだといいます。

「陛下は4月、スペイン国王フェリペ6世と両国の状況について電話会談されています。
また、カナダのジュリー・ペイエット総督から見舞いの電報が寄せられたのをきっかけにして、 電報でのやり取りをされ、コロナ禍に協力して立ち向かうことを確認されています。

両陛下が特に親しくされている海外王室といえばオランダと ベルギーの王室が筆頭に挙げられますが、それ以外の王室とも緊密なお付き合いがあります。
今後、スカイプやズームを使ってのオンライン交流が行われていく可能性も高いのです」

「陛下と雅子さまが現在学ばれている新型コロナの知識を生かして、 オンラインで病院の関係者を励まされるなどの新しい活動は、 近い将来実行なさる可能性があるのではないでしょうか。過去の慣例から脱却して、 新しいスタイルで国民に寄り添われることも素晴らしいと思います」
このように皇室担当記者は話しています。

逆境の中、二人三脚で進められている行動はより国民との気持ちの距離を縮めています。

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