皇室との親交が深い英国王室では既に王室公式のアカウントが 作られ王室と国民を繋いでいるようです。
新型コロナう言う留守に苦しむ国民を励ます エリザベス女王の音声メッセージは王室の Twitterで公表され、多くの英国民を勇気づけた事はニュースにも上がっていましたよね。
それに合わせて日本でもSNSを使って声を届けた方が良いとあるメディアが報じていました。
本当にそういった事が必要でまた可能なのでしょうか。
皇室でSNSが活用されない理由
今のところ日本の皇室ではSNSは利用されていませんがそれは 「前例にない」事が実現を妨げる理由の一つでもあるだろうとメディアは報じています。
皇室ジャーナリストは次のように提言しています。
「勿論国民性や皇室の在り方を前提に慎重に検討すべきことです。ただ即位に当たって陛下が口にされたように国民の中に入っていく皇室 の新しい姿を国民に見せるには国民が生活の中で当たり前の様に 使っているツールを使わない手はありえません。
あまり世間を離れをして国民と距離が出来ては元も子もない。 宮内庁も前例前例と繰り返すだけでなく重い腰を上げてしっかり 健闘すべきでしょう」
本当にそうでしょうか。
天皇皇后両陛下が安易にSNSを使いお言葉を発信するという事が今後起きるでしょうか。確かに両殿下にとって国民にダイレクトに言葉を伝える手段があった方が良いかもしれません。
ですがやはり現実的ではないように感じます。
そして極めつけの次の一文がこれです。
上皇后は初の民間出身の皇后として皇室の伝統や前例 戦われながら平成皇后像を築かれてきた。 皇后陛下もまた令和の皇后陛下像を築くため上皇后という
「ガラスの天井」を突き破る日が来るかもしれない。
この様に記事では結んでいます。
皇后陛下が御結婚後苦しんで来られた時に当時皇太子さまは「人格否定」が有った事を会見で話されています。
ああいった場所でしか伝える方法がなかったからです。
ただSNSを使って一般の人の様に日ごろ感じている事や置かれている環境について語れるかと言うと全くそんなことはないでしょう。
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