
緊急事態宣言が解除され、街には徐々に活気が戻りつつ
ありますがそういう中でも地道に感染拡大防止の為に
尽力を尽くされている方々がおられます。
本来ならばもっとも感謝されるべき方々に対して
一部心無い差別や偏見が見受けられるという事情を
知った皇后陛下は異例のお言葉を公開されています。
5月21日皇后陛下のお言葉が宮内庁HPに公開されました
お言葉は次の内容となります。
「日本赤十字社の皆さんには,新型コロナウイルス感染症の
引用元宮内庁HP
発生以来,その対応のため, 大変な毎日を過ごしてこられたことと思います。
特に,医療現場で働かれる皆さんには, 危険も伴う大変重い任務を担ってこられました。
皆さんの懸命な医療活動は, 多くの患者さんの命を救ってこられたものと思います。
これまで医療活動に献身的に力を尽くしてこられている方々, そして,その方々を支えられているご家族や周囲の方々に, 陛下とご一緒に心からのお礼の気持ちをお伝えしたいと思います。
これからも,まだ厳しい状況が続くことが案じられます。 日本赤十字社の皆さんを始め,医療に従事される皆さん方には, くれぐれもお体を大切にされながら,これからも多くの方の力になり, この大切なお務めを無事に果たしていかれますよう, 心から願っております。」
これは日本赤十字社(以下、日赤)幹部から新型 コロナウイルスについて「ご進講」を受けられた時に皇后陛下が 発言された内容となりますが非公式の場での
ご発言が公開されるというのは前代未聞であったとメディアは報じています。
前代未聞ってあまりいいイメージがないですがこの使い方は適しているのでしょうか。 まあ御用メディアの使う表現なので気にしないで参りましょう
それくらい特別な事だったのです。
ではなぜこのようなお言葉が公開される運びとなったのか と言う理由について考える時に勿論皇后陛下の強いご意向が 有ったに違いないという事が分かります。
どうしても今最前線で戦っている人に労いの言葉を掛けたいと いう思いがあったであろうことは容易に推測できます。
こういう行動こそが国民の心に届くのです。
だからこそ即位式後のパレードでは沿道を埋め尽くす人で 溢れ、思わず涙してしまった皇后陛下のお姿があったのです。
5月21日に行われた日赤幹部のご進講ですが本来はもっと
早く行う予定だったところ天皇皇后両陛下が 医療現場の中心的存在の日赤ですからそこを最大限配慮し 日赤関係者へも「ご進講の為に他のご予定を変更する事の無いように」 と伝えられていたと言います。
その為タイミングが合わず日程が後ろ倒しになったそうです。
確かに医療機関がどれ程過密スケジュールで対応しているのか
を考えると当たり前の事と言えば当たり前ですが そういった庶民の大変さを理解されたお言葉と言うのは なかなか言えないものです。
天皇皇后両陛下が医療機関への気遣いをし お二人の事ですからむしろ自分たちの方が極力 相手の予定に合わせようとさえされたのではないでしょうか。
そういう中でもなかなか予定を合わせる事ができず 5月21日まで実施が出来なかったという事情があったと 今回はメディアの報道で知る事が出来ました。
そして今回、天皇陛下にご相談され 皇后陛下が異例のお言葉公表に踏み切られた事には 並々ならぬ思いがあったのです。
それは医療従事者に対して一部では心無き差別や偏見が あると報じられている現状に対して何かして差し上げたいという 強いお気持ちからでした
一部報道では 親が看護師であることを理由に子供が学校で ばい菌とよばれていじめられた 「医師のグループが飲食店の利用を断られた」 等々目の前の患者を救おうと日々奮闘している人々に こころない言葉が向けられる事が実際にある。
そうした事態に両陛下は強く胸を痛められていると 言います。
陛下はご進講の場で次のようなお言葉を述べておられます。
「医療物資が不足する中医療に従事される皆さんには 大変なご苦労を重ねられてきている事を思います。
宮内庁HPより
またこのような状況が長期化する中、皆さんのお疲れも 以下ばかりかと案じていますし、 心無い偏見に合う方もおられると聞き心配しています」
両陛下は本当にその事を心配されているのでしょう。
今後も同じような感染症が流行する事を想定し 医療現場で働く人たちやご家族に対しての フォローが厚くなることをやはり願わずにはおられません。
そしてお時も自分自信の行動や言動には責任を持てるよう 意識していきたいと思います。
今日本はどうにかコロナ感染の収束が見えてきた状態です。
この成功の裏には陰ながら尽力された医療従事者の方々の 力が大きく寄与していた事は言うまでもありません
それ以外にも大勢の人が日本を救う為に動いています。
本当に感謝しかありません。
コロナは感染病である為自分だけの問題では済みません。
せめて人に感染させないために自己管理、そして自覚ある行動に努めたいと
強く思っています。
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